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Story
クリスマスから十二日目の夜、双子の兄妹、セバスチャンとヴァイオラが乗った船が難破した。
妹ヴァイオラが流れ着いたのは見知らぬ土地イリリア。
そこには美しい令嬢オリヴィアとそれに恋する公爵、オーシーノがいた。
自分の身を守るため、男に扮し、シザーリオと名乗って公爵に仕えることになったヴァイオラ。
公爵には想い人がいると知りながらも、仕えているうちに次第に公爵に恋心を抱くようになっていく。
そんなある日、公爵に令嬢との橋渡しを命じられ、恋の使者として彼女の元へ行くことになってしまい…
「でも私は知っています。
女の愛がどんなものかを、痛いほど。」
一途に一人を想う者、伝えられない思いに苦しむ者、果たせない夢を追う者…
–––これは切なくも愚かしい、愉快な恋の物語 –––
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